Friday, May 20, 2016


 次男の苦しみと悲しみ (6)名門クラブの無知識、嘘、だまし、イタリアでばれた。馬鹿部長が現実を逃れる。



次男は920日に、東京マネジメント会社の社員の1人とイタリアへ治療を行うため向かいました。921日には手術前の検査を行い、922日には無事手術を終えました。私は922日の夜イタリアに入り、929日まで次男の状態と手術後の日程の確認を行いました。さらに、次男を担当するスポーツ怪我専門の医師と会い、具体的に次男の怪我の状況を確認しました。この医師は、スポーツ怪我専門医師として、世界で有名な医師であるため、非常に忙しい人でした。しかし私と会う時間を作ってくれて、時間をかけて、丁寧に次男の怪我の状況の説明を行ってくださりました。この医師の説明によると「怪我をした時、安静にして普通の治療を行っていれば問題は発生しませんでした。しかし、怪我をしたまま長い間練習や試合に参加していたため、外科的な手術をしなければならない状態まで悪化してしまいました。長い間怪我を抱えて練習と試合を行ったことで、怪我の部分をかばうために下半身全てに重い負担がかかってしまいました。例えば、腰、骨盤、ハムストリング(股の裏)、ひざ、ふくらはぎ、かかと、足首などに悪い影響が出てしまいました。怪我が完治しても、しばらくの間はサッカーをしながらたびたびその怪我の悪い影響が出てくる可能性が高いです。その時、その悪い影響が出てきた下半身の部分には、すぐに治療を行えば大きな問題は発生しません。」ということでした。

 私は、この医師の説明を受けてヴェルディに対し、ますます不満な気持ちになりました。また、私のイタリアの1週間の滞在の最後には、愕然とした事実を聞きました。それは、次男とイタリアへ同行していた東京マネジメント会社の社員の1人は、ヴェルディの「悪質」なコーチスタッフの方の弟だったのです。そのことにもがっかりとした気持ちになりましたが、今はとにかく前向きな考えに切り替えて、次男の悪化している怪我が一刻も早く治ってほしいと思いました。次男は101日から軽いリハビリを開始し、108日から本格的なリハビリを始めるという日程でした。私はその前に1人で日本に帰国しました。

 日本へ帰国した後、103日に、ヴェルディの強化部長から連絡が入りました。その時の強化部長の態度は今までと正反対の態度で非常に驚きました。強化部長は、次男の怪我を悪化させたのはヴェルディのメディカルスタッフではないことや、次男は日本で治療を行うべきだったと、私に怒って話してきました。さらに、強化部長は次男のイタリアでの治療を考えたのが東京マネジメント会社であったため、この会社は責任を持って治療費すべてを負担して欲しいと言うのです。私はこの話を聞いて、がっかりしたと同時にますますヴェルディは無責任なクラブだと確信しました。しかし、強化部長と私は話し合い、次男の治療費はヴェルディ側の負担だけではなく、私も出来るだけ協力しますので心配しないでくださいと、約束しました。

 しかし104日に、再度強化部長から連絡が入りました。昨日話をしたにも関わらず、昨日と全く同じ話をされたので、私は我慢を失い怒りながら強化部長にこう言いました。「私がヴェルディを信用し、次男を15歳のときからヴェルディに預けて、この子はずっと頑張ってきました。ヴェルディのために、よい成績を残してきました。それなのに、なぜ次男が困っている時に、ヴェルディは助けてくれないのですか。次男は日本で治療を続けるべきであったならば、なぜヴェルディが次男をイタリアへ行かすことを決めたのですか。次男はイタリアで怪我を治してから、ヴェルディに戻り、頑張ってヴェルディのエースストライカーになるつもりですよ。」

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