Wednesday, May 18, 2016



次男の苦しみと悲しみ (5)名門クラブの馬鹿医師が「いばる」、馬鹿部長が「逃れる」 


東京マネジメント会社の社員の1人と次男は怪我の診断を行うため、731日~87日まで、イタリアへ行きました。世界一流選手の怪我を治すイタリアの有名なリハビリテーションセンターで3人の医師に次男は診断されました。レントゲンやMRI検査の専門の医師、外科専門の医師、そしてスポーツ怪我の専門の医師の3人に診断を行ってもらいました。その診断の結果は「右足側の鼠径(そけい)ヘルニアと仙骨(せんこつ)のゆがみからなる恥骨炎(ちこつえん)を患っている」という結果でした。治療方法としては、外科的な手術の治療方法と、リハビリとマッサージの治療の両方を行う必要があるということでした。この治療を行えば、約4560日間ほどで完全に復帰することができるということでした。

 87日に次男がイタリアから帰国し、その結果をヴェルディに伝えました。そして、次男は再びヴェルディで治療を始めました。それと同時に、ヴェルディ側も次男を治療のために、イタリアへ行かすかどうかを検討し始めました。

 4日後の811日に、次男はヴェルディの医師と強化部長に呼ばれました。医師は怒りながら次男に「イタリアでの外科的な手術の成功する割合は70%で、手術後お前の怪我が治ったとしても、それは手術のおかげで治ったという証拠がない。もしかしたら手術後に行うリハビリのおかげで治ったかも知れない。だからお前は手術する意味がない。また日本ではこの手術を行える人がいない。だから今まで通り日本でリハビリを続けなさい。治るまでどのくらい時間がかかるか誰にも分からないが、とにかく日本でリハビリを続けなさい。もしお前がイタリアへ行くことを決めたら、完全に復帰できるまで日本に戻るな。そうしないと、ヴェルディには責任がない」と、話しました。ヴェルディの医師は、次男がイタリアへ行くことを反対し、納得もしていませんでした。次男も私も、ヴェルディの医師の話に大きな衝撃を受けたと同時に、どうしてこの医師が次男に対して激怒しているかの理由が全く分かりませんでした。

 次男の怪我を悪化させたのは、この医師の下で働いているヴェルディのメディカルスタッフです。この医師が1月に発行した診断書には、次男が「サッカー(ゲーム)への復帰は最短で3ヵ月、場合によっては6ヵ月程度かかると予想しています」と、はっきり書いてありました。なぜヴェルディの医師が自分で診断し、診断書に書いたことを忘れたでしょうか。本来ならば、ヴェルディの医師とメディカルスタッフが決して忘れてはいけないことではないでしょうか。この医師の発言により、次男とヴェルディのメディカルスタッフとの間はお互いの信頼関係をほとんど失ってしまいました。しかし、次男の治療はいつものように続きました。                                         

その後、9月半ばごろまで約1ヵ月半の間に、強化部長と東京マネジメント会社と私との間でたびたび連絡を取り、次男はイタリアで治療受ける方向へと検討していきました。ヴェルディ側がイタリアで治療を受けられるようにと、前向きに考え始めました。しかし、イタリアでの治療費全ては東京マネジメント会社が見積もりを出すようにと、ヴェルディ側が条件を出してきました。なので東京マネジメント会社は、2ヵ月間イタリアで治療を受けた際にかかる経費を計算し、ヴェルディ側に報告しました。そしてその結果、次男をイタリアで治療させようということをヴェルディ側が決定しました。しかしここで、ヴェルディ側が非常におかしい条件を付けてきました。それは、全ての経費は東京マネジメント会社が立て替え、次男の怪我が完全に治ったら実際の経費を計算して、ヴェルディと次男で負担するという条件でした。この条件を具体的に見てみると、次男の外科的な手術とリハビリの経費はヴェルディ側が、そして残り全ての経費(交通費、宿泊費、食費、通訳費、通話料金など)は次男個人の負担になりました。東京マネジメント会社は、次男と正式な契約などを全く交わしていないにも関わらず、ヴェルディ側の条件に従って、全ての経費をとりあえず立て替えるということを約束してくれました。


No comments:

Post a Comment