Wednesday, May 25, 2016


次男の苦しみと悲しみ(12)名門クラブの「軽い」監督の「実力無視」、「好み」、「差別的と下手な行動」で「夢」を絶望的に



はじめに、当時のヴェルディの監督についてですが、この監督が選手の「実力」を無視して、自分の「好み」と「立場の強い人」に言われたことで物事を判断する「差別的」な監督でした。具体的に説明すると、当時のチームの中にはブラジル人の選手が3人いました。彼らがどんな行動を行っても、監督は指導や指示を行いませんでした。3人は練習中でも試合中でも監督を無視し、自分のやりたいことだけを行っていたようです。私もヴェルディの試合で、次のような光景を見たことがあります。ある試合の際、ブラジル人選手が交代されました。この時、当然のマナーですがこの監督はその選手に「お疲れ」と握手をしようとしていましたが、この選手は自分が交代されたことに対する怒りで、監督と握手せず何かを言いながら監督の手を強く振り払って、グランドを後にしました。しかしその翌週には、この選手はいつものように試合に出場していました。これで選手が監督のことを尊敬せず、軽く見ていたことが分かりました。また、この3人のブラジル人選手は、チームのことを考えずに自分が帰りたい時にブラジルに帰国していました。それにも関わらず、この監督はこの3人のブラジル人選手を試合に出し続けました。そして、この監督は日本人の老年の選手や元日本代表選手を「神様」のように扱い、彼らには何も指導を行いませんでした。このような事実を、2008年リーグの34試合を通して確認することができます。例えば、この監督は、選手一人一人のコンディションや活躍など関係なく、毎試合にほぼ同じ選手ばかりを試合に出していました。ほとんどの補欠の選手たちには、出場のチャンスを与えませんでした。とくに、中盤(MF)のある2人の選手の内1人は元日本代表でしたが、試合ではほとんど走れないし活躍もしていないのに、いつも試合に出場していました。もう1人の選手は、試合中のプレーにほとんど関わらず、運動量も少ないのに毎試合に出場していました。この2人の選手はチームにとって、迷惑な選手ではないかと思いました。この他の多くの試合の流れを見ても、さまざまなことが分かります。例えば、2008510日の大分戦でヴェルディは0-2で負けていましたが、ヴェルディの柱になるブラジル人攻撃の選手たち(FW)は、相手の守りの選手(DF)に読まれて、自分のプレーが出来ない状態でした。ここで試合の流れを変えるため、監督が選手の交代を行うはずでしたが交代せず、ヴェルディが負けたままで試合が終了しました。翌週の518日の清水戦では、ヴェルディが4-0で勝っていましたが、本来ならばチームが40で勝っている時に補欠の選手を試合に出場させるチャンスを与えるはずですが、監督はそれを与えないまま試合を終えました。この監督は、チームが勝っていても負けていても、選手の交代が出来ない監督でした。89日の新潟戦では、ヴェルディは4-0で勝っていましたが、中盤(MF)の元日本代表選手は、4回目の警告(イエローカード)をもらいました。これでリーグの規則により、この選手は次の2試合を欠場ということになりました。本来ならばここでこの選手をすぐに交代して、次の試合の準備のため補欠の選手を出場させるべきでしたが、警告をもらった選手を交代せずに別の選手を交代しました。その5分後、この4回目の警告をもらっていた元日本代表の選手は、また反則によりレッドカードをもらい、退場になってしまいました。

914日の千葉戦は、ヴェルディは0-2で負けていました。ヴェルディの選手1人が退場となりましたが、この監督は攻めの選手を引いて、代わりに守りの選手を入れました。しかし、この交代で試合の流れは変わらず0-2のまま試合は終了しました。その翌週である920日の大分戦では、先週の千葉戦とまったく同じ状況で、ヴェルディは0-2で負けていました。この試合でヴェルディの選手は1人退場となりましたが、監督が攻めの選手を引いて、代わりに守りの選手を入れ、先週と同じようにヴェルディは負けてしまいました。その試合の後、報道のインタビューでこの監督はヴェルディが負けた原因は審判の判断ミスだと答えていました。923日の清水戦では、約3ヵ月間怪我のためトップチームの試合にもサテライトチームの試合にも出場していなかったストライカーの選手を試合に出しました。当然のことですが、この選手は活躍せずヴェルディはこの試合でも負けてしまいました。その試合の後、この監督は報道インタビューに対しヴェルディが負けた原因として、怪我をしている選手が多いからということを話していました。

928日のガンバ大阪戦で、ヴェルディが億円単位の契約で獲得し、ヨーロッパに2年間いた元日本代表選手はベンチ入りの18人の一人でしたが、試合に出場しませんでした。その試合の後、この監督が報道インタビューで、この選手を試合に出さなかった理由について、現在この選手のコンディションが悪いから試合に出さなかったと説明していました。しかし不思議なのは、どうしてコンディションの悪い選手をベンチ入りの18人の選手に選んだのでしょうか。なぜ、その代わりとして若手選手やコンディションの良い選手を選ばなかったのでしょうか。

105日の名古屋戦の試合の前日、老年のストライカーが風邪を引いてしまい、監督が次男に「お前はベンチ入りの18人に選ばれる可能性があるから、万全な準備をしなさい」と伝えてきました。そして試合当日、老年のストライカー自身が、風邪がまだ治らないから自分は試合に出場しないと監督に伝えたにも関わらず、前日に声をかけた次男を無視して体調不良の老年のストライカーをそのまま18人のメンバーに選びました。なぜ、この監督は若手ストライカーの次男にチャンスを与えてくれなかったのでしょうか。

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