Sunday, June 5, 2016


次男の苦しみと悲しみ(23)名門クラブの「ごまかし」と「乱用」で、またまた次男を邪魔する。



次男は日程通り、111日に山形県へ向かい新しいヘルスメートを作り、J1のモンテディオ山形クラブとの契約にサインしました。契約が結ばれた後の114日に、私から東京ヴェルディの新しい強化部長に連絡を入れ、次男が年俸400万円でJ1のモンテディオ山形クラブと契約を結んだことを報告しました。あと、次男が5ヵ月間練習へ参加するためにヨーロッパのさまざまな国を回ったことで経済的状況が悪化し、借金をしてしまったことも新しい強化部長に説明し、次男の人材育成費の負担分の約300万円の柔軟な返済方法を考えて頂きたいとお願いしました。私のお願いに対し新しい強化部長は「そういうことは自分1人で決めることが出来ません。役員の皆さんと相談を行い決めますので、その後、お父さんに連絡します」と、返事をしました。

2日後の116日、新しい強化部長から私に連絡がありました。「役員の皆さんと相談した結果、人材育成費の息子の負担分返済方法を決めることが出来ず、免除することも出来ませんが、お父さんはどのような返済方法を考えていますか?」と聞かれました。私は、「次男の経済的状況は悪化しているが、私達は免除して欲しいとは一切考えていません。この問題を解決するために、次男が再び東京ヴェルディに戻ってプレーをしながら返済することを考えていました。だから去年の127日に東京ヴェルディの練習へと参加させて頂きました。しかし、残念なことに東京ヴェルディは次男にチャンスを与えてくれませんでした。今、次男はモンテディオ山形クラブと契約することが出来ましたが、少ない年俸ですでに借金したものの返済と東京ヴェルディへの返済とを同時に行うことが出来ません。私自身も次男に代わって、返済をするだけの経済力がありません」と、答えました。私の言葉を受け、新しい強化部長が私にまたしつこく「その状況の中で、息子さんは毎月どれくらいの額を返済出来ますか?」と聞いてきました。なので私は「次男がモンテディオ山形で頑張って活躍すれば、年俸以外の収入を得られるので、大きい金額の返済が出来ると思います。しかし、その時が訪れるまで毎月の返済は1万円か2万円くらいしか出来ません」と返事をしました。私の返事を受けた新しい強化部長が急に熱くなり、「これで話しになりません。東京ヴェルディと息子さんの間には約束があるので、東京ヴェルディとしては人材育成費の息子負担分を一括支払いにして欲しいと考えています。もしそうしないという場合、FIFA(国際サッカー連盟)のルール違反になります」と、言いました。新しい強化部長のその態度は、東京ヴェルディは次男に対して「乱用」していると私は強く感じました。そこで私も熱くなって、「次男は東京ヴェルディから移籍した際、次男自身の意志で移籍したわけではありません。東京ヴェルディのコーチスタッフの方が未成年者の次男を東京にあるマネジメント会社に紹介し付き合いさせた結果、東京ヴェルディから移籍してしまいました。さらに、2007年に次男が東京ヴェルディで怪我をした時、その 怪我に対して正しい治療を行わず悪化させました。これらのことはFIFAのルール違反にはならないでしょうか。以前から東京ヴェルディの運営(フロント)に関わっているあなたが次男のこと全てを分かっているはずです」と、怒りながら新しい強化部長に言いました。その私の言葉に対し、新しい強化部長は数秒間何も言わず、「分かりました」の一言で話を終らせたのです。その後、約1年間東京ヴェルディからは何も連絡もありませんでした。

その東京ヴェルディと私とのやり取り全てを次男の正式代理人である東京マネジメント会社に伝えましたが「様子を見ましょう」という返事しかもらえませんでした。次男にも東京ヴェルディとのやり取りを伝えました。次男は、モンテディオ山形で頑張って、必ず人材育成費の自分の負担分を東京ヴェルディに返済すると私に約束してくれました。それ以降、次男も私も東京ヴェルディに返済することを1日も忘れたことがありませんでした



 

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