次男の苦しみと悲しみ(20)東京マネジメント会社の無責任な対応による、「オオサマ」ますます裸になった。
10月末になると、ヨーロッパでの各国のさまざまなクラブの練習に参加をしている次男の最新情報が入りました。次男はさまざまなクラブの練習へ参加していましたが、その中には本格的な練習が1つもありませんでした。東京マネジメント会社がどうやって各国のさまざまなクラブに連絡をとったか、そしてどうやって次男を紹介したかは、次男にも私にも分かりませんでした。次男は各国のさまざまなクラブへ、東京マネジメント会社から指示されて向かい練習へと参加していましたが、ほとんどのクラブの関係者は次男のことを聞かされていなかったようです。さらに次男は、練習へ参加しても練習試合には出場させてもらえませんでした。また、現地に着いてから目的のクラブが潰れてしまうなど、無責任な対応が少なくありませんでした。各国のさまざまなクラブが悪いと言うよりも、東京マネジメント会社の対応の悪さでした。
次男は約5ヵ月の間、1人で6カ国を回りました。1人で荷物を持って、移動する際には飛行機や電車やバスを利用しながらの日々を過ごしました。この5ヵ月間の旅の経費はそのほとんどが次男の負担で、経済的にも精神的にもぼろぼろになっていきました。次男がチェコのクラブに所属している間に貯めた約100万円を使い果たして、さらに100万円の借金をしました。しかし、5ヵ月の間に、良い結果は得られませんでした。
10月末になると、次男は東京マネジメント会社に日本へ帰国したいと伝えました。なので東京マネジメント会社は、日本国内で次男が練習に参加できるクラブを探し始めました。まだヨーロッパにいる次男へ、東京マネジメント会社から急に連絡が入り、鳥取県のクラブが11月5日の練習に参加させ、11月7日の練習試合に出場させるという話を次男にしました。この連絡に慌てた次男は、11月4日に日本へ帰国しました。その足ですぐに鳥取県に移動し、翌日11月5日の練習に参加しました。そして、翌々日の11月7日の練習試合に出場しました。しかし、当然のことですが、この5ヵ月の間に身も心もぼろぼろの状態になっていた次男は、その練習試合でよい動きを見せることが出来ませんでした。東京マネジメント会社は、なぜ次男の状況を知っているのに、このようなことをしたのでしょうか。確かに鳥取県のクラブの日程や都合もありますが、万全な状態で選手を練習や試合に出場させないと意味がないのではないでしょうか。結局、この鳥取県のクラブでも失敗に終わり、その後東京マネジメント会社は次男に対し、冷たくなってしまいました。この態度により、東京マネジメント会社の無責任さと経験不足な姿が現れてきたと、私は確信しました。次男はヨーロッパでの5ヵ月間や鳥取県のクラブのことにより、東京マネジメント会社だけに頼ってはいけないと感じ、練習へ参加させてくれるクラブを紹介してもらうため、友人や知り合いなどに連絡を入れるようにしました。
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