Wednesday, June 1, 2016


次男の苦しみと悲しみ(19)「オオサマ」裸になった。名門クラブと東京マネジメント会社の怪しい行動が続いている。


この時期、次男にとって大変厳しい時期となりました。それは、世界中全てのサッカー選手が他のクラブに移籍をする時期は決められており、その時期以外には移籍することができません。移籍できる期間は、冬であれば1月・2月で、夏であれば7月・8月です。なので、6月に「FKテプリツェ」と契約を終えた次男は、ヨーロッパにいても日本に戻ったとしても、一番近い夏の移籍の期間である7月・8月を待たなければならない立場に置かれてしまいました。

そこで、東京マネジメント会社が7月の移籍を待たずに、次男がヨーロッパで練習に参加出来るクラブを探し始めました。次男は、東京マネジメント会社の指示のもと、68日~114日までの約5ヵ月間、ヨーロッパでの長くて苦痛な旅が始まりました。次男は、ルーマニア、フランス、ウクライナ、ルーマニア、トルコ、ルーマニア、ポーランド、イタリアという順で国々を周り、東京マネジメント会社の指示のもと、さまざまなクラブで練習へと参加しました。

次男がさまざまな国を周りいろいろなクラブでの練習へと参加をしている間(68日~114)、私は東京マネジメント会社と、次男に関する情報交換をたまに行っていました。夏の移籍期間である7月・8月になっても、なかなか次男の移籍先のクラブが決まらないため、東京マネジメント会社が心配し始めました。というのも、次男がヴェルディからチェコのクラブに移籍をする時に約束した、移籍に関する人材育成費の負担分の30(300万円)を、そろそろヴェルディ側に返済しなければならない時期になったからです。東京マネジメント会社がチェコのクラブから預かっていた人材育成費の70%をヴェルディに分割払いしている状況が続いていたのですが、そろそろこの70%の支払いが終わり、次は次男の負担金である30%分の返済が始まるという時期に近づいていました。しかし、チェコではこのような悪い状況が起こったため、次男はヴェルディに返済出来る状態ではありませんでした。

10月の初め頃、東京マネジメント会社で次男のことを担当している、「悪質」なヴェルディのコーチスタッフの方の弟から私に連絡が入りました。その連絡の内容は、お父さん()からヴェルディ側に連絡を取って、次男の現在の状況を説明し、人材育成費の残りの分の支払いを次男の所属先のクラブが決まるまで、待ってもらいましょう、というものでした。この連絡を受けた私は、がっかりしてしまいました。東京マネジメント会社は次男の正式な代理人であるのに、なぜ私にこのような重大なことを頼むのだろうかと、私は疑問に感じました。しかし私は、弱い立場にいる次男を助けるために、東京マネジメント会社の言う通りに、ヴェルディ側に連絡を入れることにしました。

ヴェルディの人事異動により、以前ずっとやり取りを行っていた強化部長が解雇となったため、6年前に次男を沖縄でスカウトしてくれたヴェルディ関係者の方と108日に連絡をとりました。その方に、東京マネジメント会社から頼まれたことを伝えましたが、この方には権限がないため新しい強化部長と相談をして、私に連絡を入れると約束してくれました。1022日に、約束通り私に連絡が入りました。その内容は、「新しい強化部長と相談した結果、お父さんではなく、次男の正式な代理人である東京マネジメント会社から新しい強化部長に連絡を入れさせて下さい。」というものでした。私はこの内容をそのまま東京マネジメント会社の次男の担当者に伝えましたが、この担当者は直接ヴェルディ側と連絡を取りたくないようでした。そのため、再度ヴェルディに連絡するようにと私に頼みました。この返答を受けて、以前から感じてはいましたが、ヴェルディ側とこの東京マネジメント会社との間に何か問題があることをさらに強く感じるようになりました。しかし、私には何もできないため、次男のためにこの担当者の頼みに従い、1022日、23日、25日にヴェルディの新しい強化部長に連絡を入れました。3回ともこの新しい強化部長と話しが出来なかったため、毎回伝言を入れました。

1026日、新しい強化部長から私に連絡が入りました。この人は以前からヴェルディの運営「フロント」の方でしたので、次男とヴェルディとの間の流れ全てを知っていました。私は、この新しい強化部長に次男の現在の状況を説明し、次男の所属先のクラブが決まるまで人材育成費の残り分の支払いを待っていただきたいとお願いしました。これに対し新しい強化部長は、自分1人で決められないから、クラブ長と相談をした後で私に連絡を入れることを約束してくれました。私は、ヴェルディ側と連絡を取ったことや新しい強化部長と話した内容を東京マネジメント会社の次男の担当者へ伝えました。そしたら、この担当者が「お父さんが今度ヴェルディの新しい強化部長と話しをする時、息子がヴェルディから移籍をする際、わが会社はその移籍に関わったということを絶対に言わないで下さい。」と、強く言われました。この言葉に、この会社に対する私の疑問はさらに大きくなりましたが、とにかくヴェルディの新しい強化部長とクラブ長との相談の結果を待つことにしました


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